| THE MAN FROM MANHATTAN/EDDIE HOWELL BUD RECORDS BUD2CD=MAXI CD Single(1995年購入) | |
![]() | 丁度『オペラ座の夜』と『華麗なるレース』の間に録音されたフレディプロデュースによるエディ・ハウエルのシングル。20年近く経ってからめでたくCD化されました。ま、喜んで買ったのはクイーンファンだけでしょうけど(笑)。とにかく、フレディ先生やりたい放題という感じの曲で、ブライアンのギターもこれまたもろクイーン。どういう経緯でこの組み合わせが実現したのかは、よく知りませんが、エディ・ハウエル自身は出来上がりに満足だったのでしょうか? このCDのカップリング曲が、ウェストコースト風の曲であるだけに、エディの志向とはかなり違う方向に行ってたんじゃないかと思うのですが...。 |
| ALL AMERICAN ALIEN BOY/IAN HUNTER 〔流浪者(ながれもの)〕 ソニー SRCS9025=CD(1996年購入) | |
![]() | デビュー当初からツアーの前座をやらせて貰ったり、と何かとモット・ザ・フープルにはお世話になっていたクイーンですが、そのお礼というか何というか、元フープルのイアン・ハンターのソロアルバムにフレディ、ブライアン、ロジャーの3人が「傷心のハイウェイ/You Nearly Did Me In」にコーラスで参加しています。素晴らしいです。ここだけクイーンという感じで(笑)。イアン・ハンターにとって2枚目のソロ作で、ニューヨークの強者達をバックに録音されています。非常に素晴らしいアルバムですので、クイーンファンでなくとも一聴の価値あり! ついでに、モット・ザ・フープルも是非聴いてみて下さい。 |
| BAD NEWS〔バット・ニューズ〕 東芝EMI RP28−5565=LP(1988年購入) | |
![]() | ブライアンがプロデュースした、一応ヘビメタバンドのアルバム。詳しくは知らないのですが、イギリスのコメディアンがギャグでバンドを作ったものらしいです。アルバムジャケットも裏返すとスボンをはいていない、というベタなものになっています(笑)。内容はというと、言葉が分かればもっと笑えるのでしょうが、ブッ壊れた「ボヘミアン・ラプソディ」がすごいです。まぁ、聴いてみようという方、あまり期待はしないことです(笑)。ブライアンも洒落の分かる人なんだな、という事で。 |
| CASHING IN ON CHRISTMAS c/w BAD NEWS EMI 12EM36=12inch Single(1987年購入) | |
![]() | こちらは、バッド・ニューズのシングル。アルバム一枚聴くより、こういうシングルの方がこの手のバンドは楽しめると思います。カップリングのメンバーが自己紹介をする「バッド・ニューズ」には大爆笑。こうして聴いてみると、意外とちゃんとギターの弾ける人もいるみたいですが、実はブライアンが弾いてたりして...。 |
| STAY WITH ME TONIGHT/JEFFREY OSBORNE A&M SP−4940=LP(1987年購入) | |
![]() | 80年代にはちょくちょくヒットを出してた人でしたが、最近は名前聞かないなぁ。割にオーソドックスなR&Bシンガーという感じでしたので、昨今のヒップホップ旋風には乗り切れなかったのか。このアルバムで、ブライアンは「Stay With Me Tonight」「Two Wrongs Don’t Make A Right」の2曲でギターを弾いています。「Stay〜」の方はまあまあってとこですが、「Two〜」のギターはすごいです、ブライアン炸裂(笑)。クイーン以外では名演といっていいのでは。このアルバムのプロデューサーはジョージ・デュークなんですが、よくここまで弾かせてくれたなぁ、という感じです。 |
| GATECRASHING/LIVING IN A BOX CHRYSALIS F1 21676=LP(1989年購入) | |
![]() | 先のジェフリー・オズボーンといい、このリビンク・イン・ア・ボックスといい、ブライアンのギターはブラコン系とも相性がいいようで。このアルバムで、ブライアンは「Blow The House Down」でギターを弾いていますが、これがまたかっこいい。ソロをハモリで終わらせる所など正にブライアン印(笑)。素晴らしいです。僕個人は、いわゆる打ち込みブラコンというのはあまり好きではないのですが、ブライアンのギターのせいでもないでしょうが、このアルバムはよく聴きました。センスの良い、洒落た大人の世界です。しかし、80年代に目立ったUKソウルの連中、今はどうしてるんでしょう? |
| MUDDY WATERS BLUES−A TRIBUTE TO MUDDY WATERS /PAUL RODGERS〔マディ・ウォーターズ・ブルース〕 ビクター VICP−5231=CD(1993年購入) | |
![]() | ブライアンがギターを弾いてるとかはどうでもよいので、とにかくこのアルバムは必聴です。大御所ポール・ロジャースが今の感覚でブルースを歌うという企画なのですが、実に素晴らしい。やはり、ポール・ロジャースはいい、最高です。曲ごとにリードギタリストが変わるという豪華さもいいですが、でもポール・ロジャースなのです。ブライアンが参加してるのは「I’m Ready」という曲で、やっぱりブライアン、個性強すぎてアルバムの中ではちょっと浮いてるかも。ポール・ロジャースとブライアン、仲いいらしいと聞いたので、バンドを組んでくれないかな、と密かに切望しています。 |
| BIRDLAND/YARDBIRDS〔バードランド〕 ビクターエンタテインメント VICP−62289=CD(2003年購入) | |
![]() | なんと、あのヤードバーズ35年振りの新作だそうです。彼らはまだ現役だったのだ!という訳で、全15曲中、8曲がかつての名曲、7曲が新曲という構成で、昔の曲ではジョー・サトリアーニ、スティーブ・ルカサー、スラッシュといった錚々たるゲストを迎えており、ブライアンも「ミスター・ユーアー・ア・ベター・マン・ザン・アイ」に参加しています。ここでのブライアンのソロは実にカッコいい。もっと長く弾いて欲しかった(笑) アルバムとしては、失礼ながら意外と新曲の出来が良く、ヤードバーズはバリバリの現役バンドなのだ、という事を強く認識させられました。素晴らしい。 |
| CRAZY NIGHTS c/w GOLDEN DAYS/本田美奈子 東芝EMI T12−105=12inch Single(1987年購入) | |
![]() | 当時心ある(笑)ロックファンから大顰蹙を買った、本田美奈子のロック路線。ゲイリー・ムーア作のシングルに続いて標的にされたのは、ブライアンでした。しかも、非常に出来がいいのです。困ったもんだ。あの頃、僕はこの曲にどのように接していいのか分からず、途方に暮れていたもんです(笑)。この曲が出た直後、TVで本田美奈子と爆風スランプが一緒に出ていて、ブライアンと共演したという話を聞いてパッパラー河合が無茶苦茶うらやましがってて、それで彼がクイーンファンだと知りました。後に彼は“女王様”となった訳ですが、罪が軽いのはどちらでしょう?(笑) |
| ICE ON FIRE/ELTON JOHN〔アイス・オン・ファイア〕 GEFFEN GHS24077=LP(1986年購入) | |
![]() | ロジャーとジョンのセッション作はこれだけしか持ってませんでした。このアルバムでは2人揃って「Too Young」という曲に参加しています。とあるクイーン本で、「特に語るべきものはないセッション」と書いてありましたが、確かに2人の派手なプレイはありませんが曲がいいですし、またこのアルバム自体エルトン・ジョンにとって5本指に入る傑作と言ってもいい出来なので、エルトンファンならずとも是非聴いて欲しい、と長年のエルトンファンである僕は思う訳です。 |
| LEATHER JACKETS/ELTON JOHN〔レザー・ジャケッツ〕 日本フォノグラム 28PP−1029=LP(1986年購入) | |
![]() | 『アイス・オン・ファイア』から一年後に出たエルトンのアルバムに、再びロジャーとジョンが揃って「Angeline」という曲でプレイしています。が、この曲前作と同時に録音したという説もあり、そのせいでもないでしょうが、曲も今いちです。アルバムもエルトンにしては低調なセールスに終わり、デビューアルバム以来という‘TOP40ヒットが一曲も出なかった’アルバムという不名誉な記録を作ってしまいました。でも、クイーンのメンバーとエルトンの付き合いはこの頃から既にあった訳です。しかし、ソロのみならずセッションでもジョンは大人しい、他にはフレディとブライアンのソロに参加している程度ですし。 |
| THE WELL’S ON FIRE/PROCOL HARUM〔ウェルズ・オン・ファイア〕 ビクターエンタテインメント VICP−62269=CD(2003年購入) | |
![]() | あのロック史に残る名曲「青い影」で知られるプロコル・ハルムは、60年代から70年代にかけて活動した後一旦解散、1991年に再結成アルバムを出し、これが12年振りのオリジナル・アルバムだとのことです。60年代とは違うサウンドですが、さすがベテラン、英国らしい気品に満ちた素晴らしいアルバムになっています。この中の「シャドウ・ボックスド」に、なんとロジャーがコーラスで参加しているので、ファンとしては見逃せない所なんですが、言われないと全く分かりません(苦笑) ま、それはともかくとして、多くの人に是非聴いて頂きたいアルバムであります。 |