| QUEEN〔戦慄の王女〕 ELEKTRA EKS−75064(1986年購入) | |
![]() | クイーンの初期4枚は完全に後追いだったので、かなり経ってからまとめて買いました。これは輸入盤です。有名な裏ジャケの「Deacon John」の誤植ですが、これは誤植ではなく、わざとやった物だと最近になって知りました。 「炎のロックンロール」は今聴いてもカッコいいですが、それ以外では「グレイト・キング・ラット」「マイ・フェアリー・キング」などがいいですね。昔はファン以外で評価の高かったアルバム、という感じでした。 |
| QUEEN U〔クイーンU〜ホワイト・クイーンとブラック・クイーンの啓示〜〕 ワーナーパイオニア P−8456E(1986年購入) | |
![]() | これは中古で買いました。一緒に『クリムゾン・キングの宮殿』を買った記憶があります(笑)。 クイーン好きでない連中が二言目には「セカンドのクイーンは良かった」などと言うので、意地を張ってこのアルバムは傑作だ、とか人前ではあまり言いませんでした。が、名盤だと信じてます。個人的なベストトラックは月並みですが「ホワイト・クイーン」「オウガ・バトル」といった所です。 LPのライナーにはメンバーのプロフィール一覧表が載ってました。 |
| SHEER HEART ATTACK〔シアー・ハート・アタック〕 ELEKTRA 7E−1026(1986年購入) | |
![]() | 個人的にはこのアルバムが一番好きです。特にB面。ラスト4曲の流れは、いつ聴いても鳥肌立ちます。 このアルバムが出た頃、確かクイーンは初来日したはずで、当時ロックは聴いてなかったけど、クイーンというバンドがすごい人気だ、ということは知ってました。門外漢でも知っていたくらいですから、その人気はほんとにすごかったのですね。 ブライアンは「ブライトン・ロック」で、そのスタイルを分かりやすい形で確立しました。これ、大事です(笑)。 |
| A NIGHT AT THE OPERA〔オペラ座の夜〕 ワーナーパイオニア P−10075E(1985年購入) | |
![]() | クイーンを初めて聴いたのが「ボヘミアン・ラプソディ」、中学一年の冬でした。このアルバムも友人から借りて聴きまくってましたね。思い出の一枚です。 世間では、「ボヘミアン〜」の収録されているアルバムとして認識されているようですが、「予言者の歌」なんてもっと評価されてもいい名曲だと思います。 しかし、前作から一年ほどで、こんな芸術的なアルバムをつくってしまうなんて...クイーンもすごいが、これも時代のなせる技か。 |
| A DAY AT THE RACES〔華麗なるレース〕 ワーナーパイオニア P−10300E(1977年購入) | |
![]() | ここからはリアルタイム、初めて買ったロックのレコードがこれでした。確か、正月早々に発売されてお年玉握りしめて買いに行った記憶があります。嬉しくて、毎日のように聴いてました。 当時もややマンネリ、などと言われてましたが、これまでクイーンがやってきた事を一旦総括したような印象のアルバムです。他人がクイーン風の曲を作ろうとすると、このアルバムの曲のようになるのではないか、という気がしてしまうくらい、一般的なクイーンのイメージで統一されているアルバムだと思います。「懐かしのラバー・ボーイ」最高! |
| NEWS OF THE WORLD〔世界に捧ぐ〕 ワーナーパイオニア P−10430E(1977年購入) | |
![]() | 前作から一年も経たないうちに出ました。ほんとにこの頃の彼らはよくレコーディングしてたなぁ(笑)。 当時でも、これまでとは違い装飾を削ぎ落としたようなサウンドには驚かされました。名曲「永遠の翼」なんてクイーン初のコーラスのない曲だっのではないでしょうか。メンバー4人の音楽性が色濃く出ていたのにも少々びっくりしました。今や誰もが知ってる「伝説のチャンピオン」の大ヒットも生まれ、クイーン新たなる一歩を踏み出した訳ですね。 所で、LP初回分にはステッカーが付いてました。こちらで見れます。 |
| JAZZ〔ジャズ〕 ワーナーパイオニア P−10601E(1978年購入) | |
![]() | 前作から約一年、またしても2学期の期末デストの頃発売されたような気が(笑)。ま、それはともかく、びっくりしました、「ムスターファ」には。真面目なバンドだった彼らが、悪ふざけというか遊んでるというか、そういう印象がありました(悪いと言ってるのではないですよ)。シングルの「バイシクル・レース」もそうですが、「デッド・オン・タイム」とかも遊んでるなぁ、と思いましたね。既に遊び心を取り入れる術を彼らは知っていた訳です。問題のポスター、見たい方はこちらへ。 |
| QUEEN LIVE KILLERS〔クイーン・ライブ・キラーズ〕 ワーナーパイオニア P−5567−8E(1979年購入) | |
![]() | 個人的には、待ちに待ったライブ盤の登場でした。予想以上に白熱した内容で、多いに満足だったのですが、彼ら自身はこのアルバムを気に入らないんだそうで。理由は「音が悪いから」だとのことですが...。当人たちからするとそんなもんなんでしょうか。この頃確か来日してたので、見に行った人にとっては、コンサートの興奮が蘇ったことでしょう。しかし、当時たまげたのは「ラブ・オブ・マイ・ライフ」で、このライブテイクのアイデアは誰が出したのか...すごいことです。色付ビニールはこちらで。 |
| THE GAME〔ザ・ゲーム〕 ワーナーパイオニア P−10875E(1980年購入) | |
![]() | この頃、毎週聴いてた『全米TOP40』で、「愛という名の欲望」が一位になった感激の瞬間のことは、まだ覚えてます。その後、「地獄へ道づれ」も全米一位となり、このアルバムも初の全米一位...忘れられない年になりましたね。アルバムの印象としては、コンパクトな曲が多く、軽いと思いました。でも、佳曲多し。あのアクセル・ローズもステージで歌ったという「セイル・アウェイ・スイート・シスター」なんて、ほんと名曲です。 |
| FLASH GORDON〔フラッシュ・ゴードン〕 ワーナーパイオニア P−10960E(1981年購入) | |
![]() | ファンとしては、こういうアルバムも買ってしまう訳です。クイーンのアルバムとしては、確かに物足りないですけど、一応かつて映画少年で、サントラも色々聴いた者として言いますと、サントラ盤としては良い出来です。セリフも入って臨場感たっぷりですし、曲の雰囲気もいいと思います。オリジナルアルバムと思って聴かなければいいのでは。 所で、この『フラッシュ・ゴードン』という映画、見ましたけどちっとも面白くなかったんですが、どうなんでしょう? |
| HOT SPACE〔ホット・スペース〕 ワーナーパイオニア P−11204(1982年購入) | |
![]() | ボウイとの「アンダー・プレッシャー」でまたまたやってくれたクイーンが、さらにやってくれました。「ステイング・パワー」でもうノックアウトです。誤解を恐れず、新しい物にチャレンジする姿勢、これこそロックバンドの鑑。本気で言ってるんですよ、このアルバム好きです、世間が何と言おうと。「クール・キャット」もカッコいい。ただ、後年雑誌のインタビューでブライアンがこのアルバムの事を「失敗だった」と言ってたのは、ショックでした。 |
| THE WORKS〔ザ・ワークス〕 東芝EMI EMS−91076(1984年購入) | |
![]() | 正にスタンダードなクイーンここにあり、という感じの内容になってます。やはり前作の不評がこたえたのでしょうか。タイトルが末期ELPのアルバムと同じだとか、メンバーが不仲とか言われて、クイーンはこれが最後なのでは、なんて噂も飛んでいたことを思い出します。また、そんな噂に妙に信憑性が感じられる内容でありました。ただ、当時大流行していたビデオクリップにおいてはさすがクイーン、素晴らしかったです。 |
| A KIND OF MAGIC〔カインド・オブ・マジック〕 東芝EMI EMS−91168(1986年購入) | |
![]() | 巷で囁かれていた解散説を、前年のライブエイドでの熱演で吹き飛ばして、このアルバムは登場しました。当時かなり気に入って聴いてました。前作の延長線上にある内容ですが、どの曲も吹っ切れていて素晴らしいです。難を言えば、ややブライアンが目立たないくらいか。80年代以降はそうですが、このアルバムもロジャーとジョンの作品の充実ぶりに注目です。でも、この頃フレディはエイズキャリアであることを知ってたのですよね...。 所で、『ハイランダー』は面白いですか? |
| LIVE MAGIC〔ライブ・マジック〕 東芝EMI EMS−91203(1986年購入) | |
![]() | クイーン公式には2枚目のライブ盤。数カ所での音源を編集したとのことですが、この1986年のマジックツアーでのクイーンの演奏はバンド史上最高だったのでは、なんて声もありとにかく素晴らしい出来映えです。 また、観客の大合唱もすごい、クイーン+合唱団という感じ。男の声ばかり、というのもすごいことです。 とにかく、また来日しないかなぁ、と切望してしまう内容でした。結局、実現せず...。 |