クイーン自慢－ＣＤの部屋

ＧＲＥＡＴＥＳＴ　ＨＩＴＳ〔グレイテスト・ヒッツ〕　東芝ＥＭＩ　ＣＰ３２－５３８１（１９８７年購入）

これは僕が初めて買ったＣＤです。ＣＤプレーヤーを購入する時、最初に買うＣＤはクイーンの『グレイテスト・ヒッツ』と決めてました。ま、とにかく７０年代のクイーンのヒット曲のオンパレードな訳で、懐かしくもあり新鮮でもあり、悪かろうはずがありません。ほんとに曲作りのうまいバンドですね、今さらながら。クイーン初心者の方には、とりあえずこのアルバムを薦めることにしています。

ＴＨＥ　ＭＩＲＡＣＬＥ〔ザ・ミラクル〕　東芝ＥＭＩ　ＣＰ３２－５８３９（１９８９年購入）

クイーンの８０年代最高傑作と言えるアルバムだと、僕は信じます。全体にみなぎる躍動感というか、若々しさというか、とにかく素晴らしい、日本では過去のバンド扱いされかかっていたクイーンが、まだまだ現役トップで通用することを天下に知らしめるはずだったのに、何故か広告も出ないまま気がついたら店に並んでいた、という冷たい待遇を受けていました。これだけの作品を無視出来るとは、日本のメディアも大したもんです（もちろん皮肉で言ってるんです）。

ＩＮＮＵＥＮＤＯ〔イニュエンドゥ〕　東芝ＥＭＩ　ＴＯＣＰ－６４８０（１９９１年購入）

実質上のクイーン・ラストアルバム。正直言うと、『メイド・イン・ヘブン』はオリジナルアルバムとは呼びたくありません。クイーンは、そしてフレディはこのアルバムで終わってしまったのです。
また、一ファンとして言いたいのですが、「ショウ・マスト・ゴー・オン」をフレディ最後の絶唱、なんて言って名曲扱いするのはやめて欲しいです。クイーンそしてフレディの最後を飾るにはあまりにもこの曲は悲しすぎるのです。

ＧＲＥＡＴＥＳＴ　ＨＩＴＳ　Ⅱ〔グレイテスト・ヒッツＶＯＬ．２〕
東芝ＥＭＩ　ＴＯＣＰ－６９１３（１９９１年購入）

このアルバムを買ってから、半月後にはフレディが亡くなってしまうなんて夢にも思わずに聴いてました。８０年代以降のヒット曲を集めている訳ですが、やはり『ミラクル』『イニュエンドゥ』からの曲が出来が良く、際立っています。本当に残念です。
所で、このアルバム収録の「アンダー・プレッシャー」なんですけど、最後のリフレインが一回少ないような気がするのですが、やはり気のせいなんでしょうか？

ＬＩＶＥ　ＡＴ　ＷＥＭＢＬＥＹ　’８６〔ライブ！！ウェンブリー１９８６〕
東芝ＥＭＩ　ＴＯＣＰ－７０９１・９２（１９９２年購入）

「フレディ、貴方は確かにここにいた」という帯のコピーが泣かせます。１９８６年のウェンブリー・スタジアムでのライブをほぼ丸ごと収めたライブ盤で、やはりフレディ追悼盤と言ってもいいのでしょうね。『ライブ・マジック』にも収録されていた音源もあるようですが、コンプリートで聴ける方がいいです。とにかく、このライブにおけるクイーンは最高、としか言いようがありません。正に伝説のライブです。当日、この場にいた人は幸せだなぁ。

ＴＨＥ　ＱＵＥＥＮ　ＣＯＬＬＥＣＴＩＯＮ　ＨＯＬＬＹＷＯＯＤ　ＨＲ－６１４０７－２（１９９３年購入）

これはちょっと珍しいかも。フレディの死後、米ハリウッドレコード編集で出た『Ｃｌａｓｓｉｃ　Ｑｕｅｅｎ』と『Ｇｒｅａｔｅｓｔ　Ｈｉｔｓ』の２枚をセットにし、５０分にも及ぶインタビューと「Ｔｈａｎｋ　Ｇｏｄ　Ｉｔ’ｓ　Ｃｈｒｉｓｔｍａｓ」とを収めたＣＤとポストカードを付けたお徳用セットです。六本木のＷＡＶＥで５０００円ちょっとで買ったと思います。インタビューはもちろん内容分かりませんが、『ミラクル』発表直後のもののようです。

ＭＡＤＥ　ＩＮ　ＨＥＡＶＥＮ〔メイド・イン・ヘブン〕
東芝ＥＭＩ　ＴＯＣＰ－８７００（１９９５年購入）

フレディが生前残していた未発表音源を中心に編集されたアルバムです。確かに、ファンにとっては涙なくして聴けないアルバムかもしれません。ただ、あえて言いますと、未発表だけあってどうも楽曲としての完成度が低いような気がして、クイーンらしくないような感じがするんですよね。フレディのソロ曲のクイーンバージョンというのも安直な気がするし。本当に熱心なファン向けですね。とはいえ、「レット・ミー・リブ」「ユー・ドント・フール・ミー」といった曲は出来が良いので、良しとすべきでしょうか。

ＱＵＥＥＮ　ＲＯＣＫＳ〔クイーン・ロックス（グレイテスト・ロック・ヒッツ）〕
東芝ＥＭＩ　ＴＯＣＰ－５０３５７（１９９７年購入）

タイトル通り、クイーンのロック曲ばかりを集めたＣＤ。誰かが言ってましたが、ほんとにブライアンとロジャーの曲ばかりなんですよね。正にあの２人はクイーンのロック担当だった訳です（笑）。しかし、こういう風に一枚のＣＤでまとめて聴いてみると、カッコいいですね。クイーンの凄さを再認識してしまいます。気のせいか、妙にギターの音が大きく聞こえるのもまたいいです。
いい企画なんで、この後「クイーン・クラシックス」とか「アバンギャルド・クイーン」とか続々出るかと思いましたが、やはりなかった（笑）。

ＧＲＥＡＴＥＳＴ　ＨＩＴＳ　Ⅲ〔グレイテスト・ヒッツⅢ～フレディ・マーキュリーに捧ぐ～〕
東芝ＥＭＩ　ＴＯＣＰ－６５３３４（１９９９年購入）

「おい、ネタがあるのか？」と思ったグレイテスト・ヒッツ第三弾は、フレディやブライアンのソロシングル、エルトン・ジョンやジョージ・マイケルによるクイーンカバー曲まで収録してしまった、ちょっと反則ではないか（笑）という中味になりました。ワイクリフ・ジョンの「地獄へ道づれ」の収録はありがたかったですけど、ベスト盤というにはあまりにもマニアックな内容で、ファン以外で買った人はいるのでしょうか。ま、前２作とダブリがないというのは立派ですが。おまけにケースが付いて来たので、グレイテスト・ヒッツ３枚をそれに入れてます。こちらで。

ＡＴ　ＴＨＥ　ＢＥＥＢ〔女王凱旋～戦慄のライブ・クイーン～〕　
テイチク　ＴＥＣＰ－２５５２５（１９９０年購入）

いや、しかし、物々しい邦題ですが、クイーンがデビュー直後ＢＢＣに残した録音がＣＤ化されたのがこれです。ライブなんですが、客の入ってないスタジオライブで、かなりオーバーダブもされてます。その辺がちょっと残念でしたね。しかし、「サン・アンド・ドーター」などはほとんど一発録りという雰囲気でロジャーのドラムソロも、らしくていいです。クイーンの音源は結構ＢＢＣにあるはずなので（かつて渋谷陽一の「ヤングジョッキー」でも放送されたぞ）、一ファンとしては７０年代クイーンのＢＢＣライブのＣＤ化を切に願うのであります。

ＱＵＥＥＮ　ＧＲＥＡＴＥＳＴ　ＫＡＲＡＯＫＥ　ＨＩＴＳ　ＦＥＡＴＵＲＩＮＧ　ＴＨＥ　ＯＲＩＧＩＮＡＬ
　ＱＵＥＥＮ　ＨＩＴ　ＲＥＣＯＲＤＩＮＧＳ〔グレイテスト・カラオケ・ヒッツ〕
東芝ＥＭＩ　ＴＯＣＰ－６５０６１・６２（１９９８年購入）

本物のクイーンの演奏をバックに、クイーンナンバーのカラオケが楽しめるなんて何という幸せ！！心はすっかりフレディです（個人的には「永遠の翼」がリクエスト№１）。聞く所によると、アメリカでのカラオケリクエストの上位に「ボヘミアン・ラプソディ」が入っているらしいので、このＣＤ日本のみではなく、アメリカで発売しても受けるのではないでしょうか。
クイーンカラオケはＣＤだけでなく、ビデオも出ているのだそうですね。やはり、字幕付ですよね（笑）。

ＱＵＥＥＮ　ＯＮ　ＦＩＲＥ　ＬＩＶＥ　ＡＴ　ＴＨＥ　ＢＯＷＬ
ＨＯＬＬＹＷＯＯＤ　２０６１－６２４７９－２（２００４年購入）

フレディ没後１３年、２００４年は日本に突如クイーン・ブームが巻き起こった年としてファンには長らく記憶される事になるでしょう（笑）　そんな中発売されたクイーンの“新譜”が、１９８２年７月５日のホット・スペース・ツアー最終日の模様を収録したライブ・アルバムだった訳です。これが感激せずにいられますか（涙）クイーンのアルバムが出る事だけでも嬉しいのに、伝説となっていたミルトン・キーンズでのライブだなんて．．．内容については文句なし。素晴らしいです。『ホット・スペース』収録曲のライブテイクも聴けるし。こういうライブ音源をもっと発売して欲しいものです。