みんなの名盤

投稿No.123 fxhud402さんの

Let There Be Drums

前にオーナーさんからMFC10周年記念として、何かいいネタありませんか?と持ちかけられて以来、僕もいろいろ考えました。その結果、まずはオーナーさんの担当楽器であるドラム特集で行ってみようと思います。MFCのこれまでとこれからを祝って、希代の名プレイヤーが時空を越えて大・集・Go!!


オープニング:ドラムで行こう
http://jp.youtube.com/watch?v=zC9okWm8A6o


ジーン・クルーパ
http://jp.youtube.com/watch?v=WhhSAcy9Zro
これだーっ!その1。

ジーン・クルーパ、バディ・リッチ&サミー・ディヴィスJr
http://jp.youtube.com/watch?v=v-GoQWjH56k
これだっっ!!その2。ここでは叩いてないが、サミーもドラムは上手い。

バディ・リッチ&ドク・セバリンセン
http://jp.youtube.com/watch?v=V-ewGQx4Vfo
絶倫ッ!!その3。亡くなる2年前の熱演。ロックが生まれる前からロックなドラマーだ!

バディ・リッチvsヴィニー・カリウタ
http://jp.youtube.com/watch?v=lsxAqXww5ho
新旧凄腕対決!!


CM1
http://jp.youtube.com/watch?v=HUBETSqA1SM

ケニー・ジョーンズ
http://jp.youtube.com/watch?v=lv9C4oKnq80
フェイセズと共に。

ベヴ・ベヴァン
http://jp.youtube.com/watch?v=_uws3LAEs6c
ブラック・サバス時代。

ミッチ・ミッチェル
http://jp.youtube.com/watch?v=jiMu_ZSbKn4

カレン・カーペンター
http://jp.youtube.com/watch?v=sdHyzGXAJPg
http://jp.youtube.com/watch?v=IInNuPRZ7AY
楽しいけど、ちょっと"かぶせ"が多いかも。


CM2
http://jp.youtube.com/watch?v=ZWX7bG3N9-Y

ソニー・エモリー(E,W&F)
http://jp.youtube.com/watch?v=CMPaUmPFYck
「タッチ・ザ・ワールド」で復活して以降のアースを20年以上に渡って支えているドラマー。

ビリー・コブハム
http://jp.youtube.com/watch?v=aKRCt4FK9Vk
説明無用。

アル・ムゾーン
http://jp.youtube.com/watch?v=-Aysb2fl2x0
http://jp.youtube.com/watch?v=OWqBP73W4vM
上のビリー・コブハムをして「いいドラマーなんだけど、ちょっとやり過ぎなんだよね(笑)」と言わしめた人物。


CM3
http://jp.youtube.com/watch?v=GpzIWXK_az0

ハナ 肇
http://jp.youtube.com/watch?v=RKT43xG3Blk

加藤 茶
http://jp.youtube.com/watch?v=3Y_thwrrxJ8

フランキー堺(音声のみ)
http://jp.youtube.com/watch?v=uNK-XdweqAw

やっぱ芸能人って凄いや。


CM4
http://jp.youtube.com/watch?v=Q0gha0BzhWI

マーク・シュルマン
http://jp.youtube.com/watch?v=7gKLZGKegNE

ブライアン・ティッチー
http://jp.youtube.com/watch?v=B8n-zjWuzu0

エリック・カー
http://jp.youtube.com/watch?v=Rv-mUNZmfrE
88年来日公演より。

ロジャー・テイラー
http://jp.youtube.com/watch?v=uxvlYY5mSRk
最初の曲「ドラムで行こう」をモチーフにしています。これにて大団円。


……あくまで憶測なのですが、実はオーナーさんってドラムソロがあまり好きではないのではないでしょうか(そんな事はないか)。
文章からうかがえるオーナーさんの性格からして、アンサンブルの基礎固めこそがドラマーの本分であり、本来そんなに前面に出るべきではないと考えていそう…と。実際、今までの投稿にも何度となくドラム・ソロの映像を入れてきたけど、特に反応もなかったし…。

確かにそれが出来もしないのに派手なことばかりやりたがるのは論外ですが、僕はドラム・ソロ大好きです。やっぱコンサートの華ですもの。

キダ・タローを聴いて音楽に目覚めた僕にとって、長年バンドとはエノケンやチャップリンのバックで鳴っているビッグバンドのことでした。初めて見たプロの出るコンサートも、デューク・エリントンやグレン・ミラーを演奏するその手のもの。地元の社会人バンドにゲストとしてプロが招かれたものでした。

そのゲストの中にドラマーがいて当然アマチュアとのバトルになるんですが、最後はやはりアマチュアの人を立てるんですね。ソロを続けているアマチュアの人を手で示して讃えるんですが、その手のひらが真っ赤だったのをよく覚えています。そんな僕の原体験が反映された選曲にはなったかなと思ったり、もっとロック系を入れた方が良かったかなとも思ったり。そんな感じです。ではでは。


で、ここ以降は本題と関係ない、恒例?おまけコーナー。テーマはさしずめ「おはようからおやすみまで」?


http://jp.youtube.com/watch?v=5edfxg-yB9M
http://jp.youtube.com/watch?v=kzoSBvHp0GE
http://jp.youtube.com/watch?v=q_QfLqQPPl8
http://jp.youtube.com/watch?v=pMtdHaPmJGE
http://jp.youtube.com/watch?v=wfC_g4CFzkQ
http://jp.youtube.com/watch?v=JTkCGrAdNeo
http://jp.youtube.com/watch?v=RjMWz2l-eNE
http://jp.youtube.com/watch?v=2Wj1vn2F-xo
http://jp.youtube.com/watch?v=_rKHqqi6isU
http://jp.youtube.com/watch?v=Ot07y7HJWDk
http://jp.youtube.com/watch?v=-H6LSb-fgFQ

色味のチェックのためとか理由はあったんだろうけど、日本で最も日常的なサイケがここにあった。さしずめ直接の元ネタはこの辺り?

http://jp.youtube.com/watch?v=VK45VlYr0rU
http://jp.youtube.com/watch?v=sVXk4Hhk1qA
http://jp.youtube.com/watch?v=ocjyyScBdsc



MFCオーナーの感想
fxhud402さん、いつもいつもありがとうございますm(_ _)m しかも、MFC10周年企画としてドラム特集とは...涙が出るほど感激です。ほんとにありがとうございます。

まず、最初に申し上げておきますが、僕とてドラマーのはしくれ、決してドラムソロが嫌いなんてことはないです。見ていても聴いていても楽しいし、おっしゃる通り、コンサートの華と言っていいと思います。ただ、そればかりだと、フツーの人は飽きるんですよね^^; よく「レッド・ツェッペリンのライブ盤を愛聴してたけど、モビー・ディックだけは飛ばしてた」という人に会いますが、それ凄くよく分かります。ドラムソロは、ドラマーのテクニックを披露する場であると同時に、見世物でもあります。ただ、あまり長く見せるべきではない。せめて3分、長くても5分以内に収めるのが丁度いいと申せましょう。

ま、それと、僕自身ドラマーとして、自分で演るにはドラムソロは苦手です。テクニックもないし、たとえ3分でも観客を惹き付けていられる自信もない。目立ちたがりでもないし、後ろでひっそりと叩いてるのが、性に合ってると思います(笑)

しかし、それにしても、ここに紹介して頂いた名ドラマーたちのドラム・ソロの数々、素晴らしいものがあります。ジョン・ボーナムとかキース・ムーンとかコージー・パウエルとかジェフ・ポーカロとかいった、人気の定番ドラマーたちの映像を入れてないのが、またシブい。これだけ見てると、普段ドラムに関心を持った事のない人でも、一口にドラマーと言っても、色々なプレースタイルがあるものなのだ、という事に気づいて頂けるでしょう。純粋にテクニックを披露してるのもあれば、演出の一部としてのものもあり、あくまで見せる為だけのソロもあります。ドラムなんて、誰が叩いても同じ、と思ってる人も多いですが、なかなか、ドラムってのは奥が深いんですよ(笑)

個人的には、知らない人でしたけどジーン・クルーパ、それとバディ・リッチといった、ジャズ系(スイング系と言うべきか)ドラマーのプレイが好きです。高校生の頃、こういうのに憧れたものです。乾いたスネアの音がまたいいですね。太鼓の数は少なくても、バリエーションに富んだプレイを聴かせられるのが凄いです。ドラマーはタムの数や、ツーバスドコドコで勝負するのではありません(笑) ジーン・クルーパの最初の映像では、ソロ以外ではドラムをほとんど映してないのが不満ですが。ロック時代初期のミッチ・ミッチェルやケニー・ジョーンズにも、少しジャズの影響がみてとれます。どちらもシンプルなセットで、聴かせるプレイですね。

ハナ肇、加藤茶、フランキー堺、といったお笑いと認識されている人たちのプレイが聴けるのも感激です。かつて、毎週『8時ダヨ!全員集合』を見ていた頃、ごくたまにドリフのバンド演奏を聴ける時があって、実はそれを楽しみにしていたのを思い出します。バンド演奏といっても、結局コントになるのですが(笑) でも、やっぱり上手いですよね。こうして並べて聴いてると、加藤茶は他の二人に比べると、テクニック的にはやや劣るかな^^; 3人とも、ジャズドラマーであった訳で、ジャズが一般的にも最先端の音楽であった時代が偲ばれます。

カレン・カーペンターは、実はドラムも上手いというのは、知る人ぞ知る事実ですが、純粋なソロではないのが残念です。もちろん、見ていて楽しいので、文句はありませんけど。

フュージョンというか、クロスオーバー時代のジャズ系ドラマーは、技巧に走り過ぎている感はあります。ビリー・コブハムは、やたらと周りに色々なモノを並べたがるのが気に入りませんでしたが(笑)、この映像ではシンプルなセットですね。やってる曲は、何が面白いのか、って感じですが(笑) それと、初めて気づきましたけど、ビリー・コブハムって左利きなんですね。

ブライアン・ティッチーという人は実は知りませんでした。フォリナーにいたんですね。年代からすると、ジェイソン・ボーナムの後釜のようですが。でも、一昨年フォリナーを見た時、ジェイソンもドラムソロはやってなかったと思うので、ブライアン・ティッチーは優遇されてるのでしょうか?(笑)

大団円のロジャー・テイラーですが、彼は昔フロアタムに水を張って、すぶぬれになりながらドラムソロをやってました。さすがの芸人魂です(笑) この映像は去年のものですね。座ったロジャーの前に少しづつセットが組まれていって、定番「I'm In Love With My Car」になだれ込んでいく、という演出がたまりません(笑) やはり、クイーンは稀有な芸人集団だったのです。

後半の映像もシュールというか何というか...(笑) 今では、おそらくテレビが放送されてない時間帯というのはないのでしょうから、こういう映像も見れないのでしょうね。昔は、割に早い時間(1時とか)に放送終了してたんだなぁ、と感慨にふけってしまいました(笑)
7upは、飲んだことあるようなないような...CMは記憶ないです。もっとも、日本で放送されていたものではないのでしょうけど。あと、マーキュリーも(笑)。fxhud402さんは、車のCMお好きなんですね^^

という訳で、非常に濃い〜投稿でした。楽しんで頂けたものと思います。見ているうちに、僕もドラムソロをやってみたくなりました(爆)

fxhud402さん、ありがとうございました。次回もMFC10周年を盛り上げて下さいませ。他力本願ながら期待しています^^


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