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１９７１年
ビートルズ解散以後はこれといった大きなムーヴメントもなかった。しかしこの年ではドアーズのカリスマ・ヴォーカリスト、ジム ・モリスン、天才ギタリスト、デュアン・オールマンが死去。また１つの時代が確実に終わった。。。 前年のジミ・ヘン、ジャニス、ジムと大物が３人とも名前にJがつくのは単なる偶然か? 年間チャートではシングルがスリー・ドッグ・ナイトの「喜びの世界」が、アルバムでは「ロック・オペラ "イエス・キリスト・スーパースター"」がそれぞれ首位を獲得。 シングル部門ではロッド・スチュワート、カーペンターズ、ポール・マッカートニーなどが、アルバム部門ではキャロル・キング、カーペンターズ、ブラック・サバス、グランド・ファンク・レイルロード、エルトン・ジョン、ジェイムス・テイラー、エマーソン・レイク&パーマーなどが活躍した。 1. Who's Next/The Who http://www.hmv.co.jp/product/detail/44375 ライヴや「トミー」だけのフーではないことを証明した最高傑作。フーが苦手という人はここから聴いてみるといいかも。UK1位、US4位 2. No Title/レッド・ツェッペリンIV...Led Zeppelin http://www.hmv.co.jp/product/detail/189043 超名曲｢天国への階段｣が収録されていることでも知られる4thアルバム。1st〜3rdの完成型ともいうべき素晴らしい作品。UK1位、US2位 3. Sticky Fingers/The Rolling Stones http://www.hmv.co.jp/product/detail/162036 アンディ・ウォーホルが手掛けたジッパー付きのジャケットが話題に。独自のレーベルからの第１弾アルバムでもある。UK1位、US1位(4週) 4. Melody/小さな恋のメロディ...Original Soundtrack http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E6%81%8B%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3-%E2%80%95-%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B000063KZ7 ビー・ジーズを中心とした同名映画のサントラ。映画も好きです。(笑) 5. The Man Who Sold The World/この世を売った男...David Bowie http://www.hmv.co.jp/product/detail/1207694 来たるべきグラム・ロック誕生を予感させる傑作。ハード・ロック風のサウンドがカッコいい。UK26位、US105位 6. Muswell Hillbillies/The Kinks http://www.hmv.co.jp/product/detail/2557426 キンクス風パブ・ロック。とても売ろうとして作られたとは思えない。(笑)一般的にキンクスの最高傑作との呼び声が高い。UKチャート・インせず、US100位 7. Hunky Dory/David Bowie http://www.hmv.co.jp/product/detail/1207690 ボウイの多彩な才能を感じる傑作。ジャケ写真は溜息が出そうなぐらい美しい...。UK3位、US93位 8. The Yes Album/サード・アルバム...Yes http://www.hmv.co.jp/product/detail/483174 イエスの出世作でもある3rdアルバム。ライヴの定番曲多し。UK7位、US40位 9. Live At Fillmore East/The Allman Brothers Band http://www.hmv.co.jp/product/detail/1942801 オーナーさんも書いてたけど早弾き命のギター小僧はこういった味のある作品を聴かにゃイカンです。US13位 10. ChicagoIII/Chicago http://www.hmv.co.jp/product/detail/804847 何と３作目も２枚組という創造力に脱帽。こちらも23曲収録のためか邦題はナシ? (笑)US2位 注) ２位はタイトルが存在せず、便宜上「IV」もしくは「フォア・シンボルズ」などと呼ばれている。 ５位は後に「世界を売った男」へと改題される。ジャケットは一般的に３種存在する。 オマケ・シングル１０選 1. Muswell Hillbillies/The Kinks 2. Maggie May/Rod Stewart 3. Melody Fair/The Bee Gees 4. Imagine/John Lennon 5. Have You Ever Seen The Rain/雨を見たかい...Creedence Clearwater Revival 6. Me And Bobby McGee/Janis Joplin 7. Another Day/Paul McCartney 8. Brown Sugar/The Rolling Stones 9. My Sweet Lord/George Harrison 10. It's Too Late/心の炎も消え...Carole King 注) １位はアルバムではなぜか「Muswell Hillbilly」になっている。 ３位は日本のみのシングル・カット。 １０位は当時は邦題があったが現在は使われていない １位を除けば有名な曲ばかりですネ。(笑) |
| ＭＦＣオーナーの感想 |
| 間髪入れずに届けられました、イアラさんのベスト・アルバム企画１９７１年編であります。イアラさん、ありがとうございました。 ま、ここ２〜３年見てると、イアラさんがザ・フーのファンであるのは知ってましたけど、案外とシカゴもお好きなんですね。僕は、シカゴは有名な曲しか知りませんで、アルバムもタイトルがないせいか、区別がつきません（汗） ま、その、誰が目立つのでもない匿名性と引き換えに、バンドとしての結束を手に入れた、と某誌で読んだことありますので、決して無意味にやっていた訳ではないのですよね。確かに、おっしゃる通り、デビューから３作続けて２枚組というのは凄い事です。よくレコード会社も許したなぁ（笑） 結果的にベストセラーになった訳ですけど。 大変意外でしたけど、４位の『小さな恋のメロディ』、いやいや僕も好きでした（笑） ご他分に漏れず、ビージーズを知ったのは、この映画です。今となっては音楽しか記憶にありません（笑） サントラＬＰも後に買いました。今見ると、ジャケットに日本語でタイトルが書いてあって、なんか恥ずかしいものも感じますが（笑） インストの｢Ｆのロマンス・テーマ｣が、淀川長治氏が解説していた｢日曜洋画劇場｣のエンディングで流れていたのは、よく覚えてます＾＾； という訳で、次は１９７２年ですね。楽しみです＾＾ |