MFCオーナーの感想 |
という訳でして、以前にアップした「70年代後半ベスト・アルバム50」「80年代ベスト・アルバム100」に続く、90年代編です。実は、90年代以降は、新作に疎くなった(新しいモノについていけなくなった、というほうが正しいかも^^;)、70年代のアルバムがCDで続々と復刻された、新編集のベスト盤が色々と出た、等々の理由で、早い話新作はあまり聴いていなかったもので、一年に一枚づつベスト・アルバムを選出するのは無理だろう、と思っていたのですが、ご存知のイアラさんの企画に刺激されまして(なにせ、1995年まで、ですから^^;)、記憶力を総動員し、所有CDリストと首っ引きで、何とか選んでみたのが↑のアルバム達という次第です。 こうして見ると、80年代とは全くアーティストの顔ぶれが変わってますね。ずっと聴いてきたベテランたちの多くが、90年代に入ってから解散したり音沙汰なくなったり失速したりして、毎年のように新作が出る、という状況ではなくなってしまいましたしね。たまに出ても、今イチだったりだったりして^^; 久々の新譜だというので、物凄く期待してたのにガッカリ、という経験も多々ありました。90年代ガッカリしたアルバム10選、なんてのもやろうかと思ったくらいです(笑)。 反面、FMfanに掲載されていたビルボードのチャートはずっとチェックしてましたから、今何が売れてるのか、というのはなんとなく知っていた訳で、期待はずれのベテランたちに見切りをつけて、新しいバンドにも手を出してみて、その結果かなり気に入って今でも聴き続けているのもある訳で、そういう意味では収穫も多かったと言えます。それが↑に反映されてると思うんですが、でも偏ってますね(笑) オルタナ系バンド、オルタナ系女性アーティスト、美人で歌も上手いポップス系、ばっかですし(爆) ま、若いけど、やってる事はオールドウェイブの香り、という人たちばかり聴いてた訳で、結局自分自身の趣味は変わってない、という事ですね(笑) グランジ系やヒップホップ系には馴染めませんでしたし。 あと、CD時代となり、今まで興味はあったけど聴いた事ないベテランたちの復刻盤や新編集のベスト盤が廉価で発売されたことで、じっくりと聴く事が出来たのも収穫でした。こうして考えてみると、空白の時代みたいに思えた90年代ですが、案外いい時代だったのかもしれませんね(笑) |