1966年
前年から引き続いたフォーク・ロック・ブームは、ママス&パパス、ドノヴァン、ラヴィン・スプーンフルなどの登場でさらに枠を広げ、後のフラワー・ミュージック、そしてサイケデリック・ロックなどへと繋がっていくのである。 1. Pet Sounds/The Beach Boys http://www.hmv.co.jp/product/detail/1063490 レココレ誌の総合1位はコレでしたね。(笑) 悲しいほど美しいという言葉がよく似合う。当時はアメリカでの人気を下降させる原因となった悲劇の作品。現在は過剰評価って感じ。。。UK2位、US10位 2. Blonde On Blonde/Bob Dylan http://www.hmv.co.jp/product/detail/1846226 フォーク・ロックの頂点を極めた7枚目の作品。UK3位、US9位 3. Fresh Cream/Cream http://www.hmv.co.jp/product/detail/2577710 エリック・クラプトンを神格化してしまったスーパー・トリオのデビュー盤。US39位 4. Aftermath/The Rolling Stones http://www.hmv.co.jp/product/detail/807258 ストーンズ初の全曲オリジナル作品。イギリス4枚目の作品。アメリカとはジャケ、内容が異なる。UK1位(1週) 5. A Collection Of Beatles Oldies/オールディーズ...The Beatles http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BA_(%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0 イギリスで発売された初期のシングルヒット集。レコードが擦り切れるまで聴いた最初の作品。(笑) 未CD化。UK7位 6. Big Hits (High Tide And Green Grass)/The Rolling Stones http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%84_%28%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9%29 イギリスで発売された初期のシングル・ヒット集。アメリカとはジャケ、内容が異なる。現在UK盤は廃盤。UK4位 7. Roger The Engineer/サイケデリックのエース...The Yardbirds http://www.hmv.co.jp/product/detail/1505054 ジェフ・ベック時代の最高傑作。ちょっとサイケっぽい感じが意外とGood。 8. Face To Face/グレート・ヒット...The Kinks http://www.hmv.co.jp/product/detail/2569685 史上初のコンセプト・アルバム・・・になる予定だった作品。(笑) US135位 9. Revolver/The Beatles http://www.hmv.co.jp/product/detail/690746 前作より格段に変化したサウンドは必聴。一般的に最も人気があり評価も高いビートルズ作品なのではないか。アメリカは3曲少なくそれも全てジョンの曲。(苦笑) UK1位(9週) 10. Small Faces/Small Faces http://www.hmv.co.jp/product/detail/114280 本当のモッズとはスモール・フェイセズだけだった? そんな彼等のロンドン臭さを感じるデビュー盤。UK3位 注)7位と8位は当時は邦題があったが(しかしなぁ・・・苦笑)、現在は使われていない。 オマケ・シングル10選 1. My Love/Petula Clark 2. Good Vibrations/The Beach Boys 3. Bus Stop/The Hollies 4. You Don't Have To Say You Love Me/この胸のときめきを...Dusty Springfield 5. The Sound Of Silence/Simon & Garfunkel 6. Paint It, Black/黒くぬれ!...The Rolling Stones 7. You Can't Hurry Love/恋はあせらず...Supremes 8. Monday, Monday/Mamas & The Papas 9. Barbara Ann/The Beach Boys 10. Reach Out I'll Be There/Four Tops この年は有名曲ばかりですネ。(笑) |
MFCオーナーの感想 |
予想以上のハイペースで(笑)、イアラさんのベスト・アルバム企画第四弾、1966年編の登場です。 もちろん、僕としては相変わらずリアルタイムで聴いたものはありませんが(当たり前だ)、ビートルズもいよいよ『リボルバー』が出てきまして、近づいてきたなぁ、なんて(意味不明) 余談ですが、僕が初めてロックのアルバムガイドを買ったのは、かまち潤・北中正和共著の『ロック名盤ガイド100』でしたが、この中にビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』とディランの『ブロンド・オン・ブロンド』がセレクトされていました。このガイド本を買ったのは1982年頃だと記憶してますが、この2枚は既に名盤扱いだったという訳です。どちらにも、多少の興味はありましたが、当時は手が回りませんでした(今も...笑)。 それと、ヤードバーズとキンクスの、当時の邦題は笑えます。確か、ピンク・フロイドの1stも『サイケデリック・ロックの新鋭』とかいう邦題ではなかったでしょうか? 後追いの知識ですが(苦笑) そういうのを面白がるのも、洋楽を聴く楽しみのひとつと思います。なので、一度つけた邦題は変更して欲しくありません(爆) では、1967年をお楽しみに。いよいよ、あの歴史的名盤(?)の当時ですね。 |