1964年
この年はビートルズがアメリカを制覇した年であり、ロックの歴史が大きく変わった年でもあります。 伝説のシングル・チャート1位〜5位まで独占や3枚のアルバムを送り込み実に30週間も1位を独占するなど、他を寄せつけない圧倒的パワーにただ驚くばかり・・・。 1. A Hard Day's Night/ビートルズがやってくる ヤァ! ヤァ! ヤァ!...The Beatles http://www.hmv.co.jp/product/detail/987 3rdアルバム。US盤とはジャケット、内容ともに異なる。UK1位(21週) 2. Beatles For Sale/ビートルズ '65...The Beatles http://www.hmv.co.jp/product/detail/989 4thアルバム。邦題はUS盤タイトルと同じ。UK1位(15週) 3. 12 X 5/The Rolling Stones http://www.hmv.co.jp/product/detail/807143 アメリカでの2ndアルバム。4はイギリスとはイントロが異なる。US3位 4. The Rolling Stones/The Rolling Stones http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA_%28%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0%29 現在も現役の偉大なるローリング・ストーンズのデビュー作。 アメリカとはジャケット、内容ともに多少異なる。UK1位(12週) 5. All Summer Long/The Beach Boys http://www.hmv.co.jp/product/detail/339020 ファンでなくとも気軽に聴ける6thアルバム。これぞウエスト・コースト・サウンド。US4位 6. Kinks/The Kinks http://www.hmv.co.jp/product/detail/2569682 現在も現役の偉大なるキンクスのデビュー作。泣く子も黙る永遠のロック・バイブル7が光る。UK2位 7. Another Side Of Bob Dylan/Bob Dylan http://www.hmv.co.jp/product/detail/116235 来たるべきフォーク・ロック誕生の前兆が垣間見える4thアルバム。UK8位、US43位 8. Beach Boys Concert/The Beach Boys http://www.hmv.co.jp/product/detail/901849 意外にも黄色い歓声にビックリ(失礼)の初ライヴ・アルバム。また初の全米No.1作品でもある。US1位(4週) 9. The Times They're A-Changin'/時代は変わる...Bob Dylan http://www.hmv.co.jp/product/detail/1225187 味わい深い3rdアルバム。やや地味な印象もあるが名曲揃いだ。UK4位、US20位 10. Shut Down vol. 2/The Beach Boys http://www.hmv.co.jp/product/detail/339013 2枚目のホット・ロッド作品でもある5thアルバム。US13位 注)ストーンズのUK1stは現在廃盤です。 オマケ・シングル10選 1. Hello, Dolly!/Louis Armstrong 2. A World Without Love/愛なき世界...Peter & Gordon 3. A Hard Day's Night/ビートルズがやってくる ヤァ! ヤァ! ヤァ!...The Beatles 4. Hawaii/夢のハワイ...The Beach Boys 5. Baby Love/Supremes 6. You Really Got Me/The Kinks 7. The House Of The Rising Sun/朝日のあたる家...The Animals 8. You Don't Own Me/恋と涙の17才...Lesley Gore 9. Under The Boardwalk/渚のボード・ウォーク...Drifters 10. Dancing In The Street/Martha & The Vandellas |
MFCオーナーの感想 |
という訳で、イアラさんのベスト・アルバム企画第二弾です。イアラさん、ありがとうございます。 1964年ともなると、ストーンズやキンクスも登場して、いかにも昔ってな感じはしませんね。ただ、相変わらず聴いてないアルバムがほとんどですけど(汗) こうして見てると、ビートルズにせよディランにせよビーチ・ボーイズにせよ、転換期に入りつつあるアルバムが出てきてますね。彼らは、デビューしてから物凄く短い間に頂点に立ち、そして変貌していったのだ、というのが、今さらながら実感できます。全てがスピードアップした現代においては、何故か考えられません。30年いや40年前は、ポップ・ミュージックの消費スピードが速かったのでしょうか。今は、ゆっくりと消費するというか、逆に言えば、新しいモノを作らずに古いネタで、長い事商売するというか。とにかく、時代の違いを感じてしまいます。 てな訳で、アルバム毎にコメントを入れられないのが残念ですが(笑)、1965年編にも、激しく期待です。 |