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ちまたに溢れるコンピレーション盤（30曲入り2枚組）を擬似設定の
「春を感じる歌」ベスト盤。（ほぼ年代順） ディスク １ １・「シーズン」 オレンジ これ知ってる人、どのくらいいるんでしょう？検索しても見つからない。（涙） 「時の流れが 君を変えてゆく 今君に捧げる愛の全ては めぐる季節のつづれおりだけ♪」 名曲だ！ ２・「春の予感」‐I've been mellow‐ 南沙織 尾崎亜美作。洋楽どころか歌謡曲を聴き始めた頃の秀逸曲。 78年一月発売。最高25位。 ３・「木馬」 ガロ シングルではないんですが、和製ＣＳＮと呼ばれた（かまやつひろし氏に言わせれば本物より上手かった）彼等のポップチューン。「学生街の喫茶店」などを収録したベスト盤は幾つも出てますが、アルバムはボックスセットしか出ていないので音源入手困難。（涙） ４・なごり雪 イルカ ここにも定番曲を入れてみる。 しかし「名残り雪も降る時を知り」という擬人化表現には恐れ入る。 ５・青空のように 大瀧詠一 ニコニコ顔♪しかめっ面♪君はお天気屋さーん♪ 当時ＣＭ音楽の大家だった巨匠の一曲。 「あなたがドキンとするときは♪私もドキンとするんですぅ♪サイダー♪サイダー♪」 という曲を知る30代後半以上の方は多いでしょう。 ６・きれいになったね 清水健太郎 最近は893屋映画の定番俳優さんですが、ハスキーないい声でいい曲歌ってましたさ。 ７・愛よ甦れ 野口五郎 そのものズバリの「送春曲」、「グッド・ラック」「コーラス・ライン」等・・・この方も名曲多し。 ８・ブルースカイブルー 西城秀樹 最近はなぜかギャグ系で使われる「ブーメランストリート」（笑）や「若き獅子たち」、そして1978年の4作品→「ブーツをぬいで朝食を」「あなたと愛のために」「炎」「ブルースカイブルー」と佳曲が続きます。特に「ブルー・・」は当時小学生だった（笑）自分にも泣ける状況設定の曲でした。（既婚者と恋に落ちたが叶わず、結局は引き裂かれてしまった。あの女性（ひと）を今でも想い続けるという・・・）10数年後に自分が似たようなことを引き起こす予感でもあったのか・・・（遠い目） ９・タイム・トラベル 原田真二 日本音楽界に燦然と光輝く金字塔的名曲。松本隆の作詞も素晴らしい！ 氏は当時ほどの大ヒットこそないですが、今だに現役バリバリの奇才。初期のポール・マッカ―トニーに影響を受けた音楽スタイルや、デビューから三ヶ月連続シングルリリース（そしてベスト10入り→テレビ露出）は後の日本の音楽界を変えましたね。（当時はテレビ出演を拒んでいた吉田拓郎が見出したというのが何とも面白いエピソードである。） 10・ペガサスの朝 五十嵐浩晃 熱く燃えるまるで陽炎さ 汗の滴がとても綺麗だよ、が最初のタイトルだったとか。（笑） 11・祈り 長渕剛 現在の彼は嫌いですが、80年代前半の彼は好きです。「ヘビーゲージ」くらいまでかな。 12・明日への旅立ち クリスタルキング オリコン最高45位、売り上げ3万枚と「大都会」の40分の1になってしまいましたが（苦笑）名曲です。 まだ間に合うかもしれない 君にその若さがあれば 13・卒業 松山千春 だけど今ぁ 夢があーるぅぅぅぅ♪ ささやかなぁ夢だけどぉぉぉ♪ 明日がぁ あーるからぁぁ♪ 14・愛よその日まで 布施明 「落葉が雪に」も捨て難し・・。 15・丘の上から 村下孝蔵 （「初恋」のB面）「ゆうこ」も捨て難し。 ディスク ２ １・春咲小紅 矢野顕子 独特なコード進行を誇る（？）元坂本龍一夫人。 ほーら春先神戸に見に来てね というポートピア81の曲だと思った人がいるらしい。（笑） 2・夕暮れ物語 伊藤つかさ いつの日か私の未来に めぐり合う素敵な人 ♪と歌ってから27年！ いまだ現れないのでしょうか？（涙） ヌードになるならあと10年早く脱いで欲しかった。（笑） 3・Rock'n Rouge 松田聖子 Aメロのベースライン→ブリッジ→サビへの構成がお見事。 春の某化粧品のキャンペーンとして使われた為、特に春先の印象強し。 4・ストロー・タッチの恋 河合奈保子 前述者と双璧を成した彼女の名曲。 5・燃える囁き 中村雅俊 「恋人も濡れる街角」（オリコン最高5位、売り上げ50万枚）の次のシングル。 中村さんは楽曲提供者のモノマネになってしまう傾向が（吉田拓郎小椋ケイ桑田ケイスケ高見沢俊彦小田和正等）ありますが、これはさほどでもない。（笑） 6・小さな肩に雨が降る 谷村新司 片面の「夢の世代」も名曲。TBS系ドラマ「オサラバ坂に陽が昇る」主題歌。 7・愛をよろしく 鈴木康博 「離れてよかった そう思うさきっと 薔薇の花束の代わりに 愛をよろしく」 社会現象的メガバンドになったオフコース脱退後の初シングル。現在ベスト盤以外では聴けない。（泣） メーカー問わないから当時発売のファースト＆セカンドアルバムを再発売していただきたいものです。 8・I NEED YOU 一風堂 「すみれセプテンバーラブ」も名曲ですが、あちらは秋なので。（笑）シンセのループ音が斬新でした。今は簡単に作れてしまうんでしょうが、当時は手作業だったんでしょうね・・・。現在ボックスセットでしか聴けないようです。 9・オーロラの少女 芳本美代子 Ｂ級アイドルの隠れすぎた名曲！！●●・・・と２ちゃんねるにあった。（笑）隠れてないよ、一応ベスト10にはいったんだから。（苦笑） 10・思いのままに 南野陽子 「思いのままに生きよう 流されないで生きよう 悲しみが降る日も」 アルバム「GAUCHE」のラスト曲。当時の彼女は客観的にはアイドルとして絶頂期に見えましたが、所属事務所とのトラブルでかなり精神的に追い詰められていたそうです。 （私も個人的に人生真っ暗な時期でありました。（涙）） 24時間テレビで涙ながらにこの曲を生ピアノで演奏したシーン印象的で（これを最後に芸能活動を引退するつもりだったとか）今でも心強くに残っています。 ファーストアルバム一曲目の 「春景色」 も名曲ですね。 11・LOVE IS ALL 徳永英明 南野さん絡み？（笑） 月桂冠のCMソング。（笑）でもよい曲だ。 12・Love, Day After Tomorrow 倉木麻衣 2000年代発のメガヒット。ヒットする以前から有線でかかっていた記憶があります。それだけ “耳に残るメロディー” だ、ということでしょう。アレンジも巧かった。 13・桜坂 福山雅治 このフレーズとこのメロディで泣け！ という下心みえみえではあるが、はまった。（苦笑） クラプトンの「ティアーズ・イン・ヘブン」を意識して書いたらしい。 14・ハナミズキ 一青窈 最近の邦楽系では一番のお気に入り。泣ける。 15・ヘッドライト・テールライト 中島みゆき 御存知「プロジェクトＸ」エンディングテーマ。個人的に 「春先の残雪が残る景色」 を思い浮かべます。 いかかでしたでしょうか？ 悲喜こもごもの春の情景が思い浮かぶ作品群でした。 |
| ＭＦＣオーナーの感想 |
| 筑波のカエルさん、投稿ありがとうございました。 そうですよねぇ、もう春なんですよねぇ。やっぱり、春らしい曲を聴きたくなりますよねぇ。って事で、今回のセレクションは｢春を感じる歌｣、２枚組全３０曲、力作です。ほんと、ありがとうございます。 ただ、残念ながら、このうち１１曲しか知りませんでした（汗） ほとんどの人は名前は知ってますけど（大汗） しかし、３分の１しか知らないとはいいつつ、西城秀樹はツボでしたよ（笑） この｢ブルー・スカイ・ブルー｣も好きですが、この年つまり１９７８年のヒデキのヒット曲って、ほんと想い出深いです。今となっては、カラオケで歌われることもないのでしょうが．．．（苦笑） “♪帰らなきゃいけないと それが貴方の口ぐせ〜”とか、“昨日と同じ口紅をしていると 貴方は不機嫌な顔をする〜”とか、出だしの歌詞を今でも覚えているくらいでして（笑） 野口五郎も好きな歌手の一人でしたが、彼の曲はどうも冬のイメージの方が強くて．．．（笑） あと、原田真二も好きでした。後年、ベスト盤ＣＤを買いまして、改めて彼の凄さを思い知りました。早過ぎた天才だったのかも。 そんな訳で、皆さんもこの｢春を感じる歌｣、是非脳内再生して頂いて、春に浸って下さいませ。 |