Boston・Greatest Hits 97年に既発のものではありますが、その内容はかなり粗雑・・・。 私ならこういうのを出すのに・・・と常々思っておりました。 そこで「Corporate America」からの曲も入れて再編集されたベスト盤、として想定しました。 1. Don't Look Back 2. A Man I'll Never Be 3. More Than Feeling 4. Peace Of Mind 5. Foreplay / LongTime 6. Feelin' Satisfied 7. Amanda 8. We're Ready 9. Can'tcha Say (Still In Love) 10. I Need Your Love 11. Surrender To Me 12. Livin' For You 13. Stare Out Your Window 14. Corporate America 15. The Star Spangled Banner / 4th Of July Reprise 10までは正真正銘のヒット曲集ですね。(笑) |
MFCオーナーの感想 |
筑波のカエルさん、たびたびの投稿、本当にありがとうございます。 今回はボストンですか、ま、不思議なポジションにいるバンドですよね(意味深)。目下の所(何年続くことか)最新作にあたる『コーポレイト・アメリカ』こそ実は聴いてませんが、僕もそれまでのアルバムは全て聴いています。1stがいきなりバカ売れしてしまったせいか、2nd以降は超寡作になってしまったボストン(つーかトム・シュルツ)ですが、長いインターバルの割りには内容は変わりばえしないにも関わらず、高い支持を得てさらに神格化される奇跡のバンド、それがボストンという訳で、フォロワーを生む訳でもなく熱狂的追っかけ(グレイトフル・デッドみたいな)がいる訳でもなく、文字通り孤高の存在として確固たる地位を築いてしまいました。本当に不思議なバンドです。長い休暇の間、トム・シュルツは何をして過ごしているのでしょうか?曲作り?ギターの練習?新曲のミキシング?仙人みたいな人ですねぇ(笑) 僕は1stを最高傑作としていますが、ボストン黄金のワンパターンは2ndから始まったと考えています。1stにもその萌芽はありましたが、なんといっても2ndからの2大ヒット、すなわち「ドント・ルック・バック」「ア・マン・アイル・ネバー・ビー」の2曲にボストンの全てが詰め込まれてると言っていいでしょう。早い話が、これ以降のボストンは、ずっとこの2曲の焼き直しなんですね。という点で、カエルさん編集のベスト盤の冒頭にこの2曲が置かれているのは、非常に象徴的であり、また正解なのだ、と思う訳です。3曲目から5曲目に1stの曲が固まっているので、余計に1stの異質さが分かりますね。ほんと、文句なしのセレクションです。素晴らしい。 個人的には「ウォーク・オン・メドレー」を入れたい所です(笑) |