そうですか、それでもお子さんに有名なミュージシャンになってもらいたいと・・・。 分かりました。 私も音楽教育には一家言ございますから、こんどこそ、しっかりとお読みくださいませ。 アンダーソン「猫」 最近はQUEENが流行っているようでございますね。現代音楽の大家の一人アンダーソンのこの曲を 聴けば、きっとお子さんは、風景描写の基礎を学べることでしょう。そして童心を忘れなければ、フレディ・ マーキュリーが”愛しきデライラ”を書いたように、楽しい作品を書けることでしょう。 ホルスト「惑星」 音楽だけを教えていても人間性が広がりません。時には、この組曲をかけながら親子で星空を眺めて みてはいかがでしょうか。もしかするとお子さんが、”スターゲイザー”のような大作を書くかも知れませんよ。 「父ちゃん、巨人の星はどれなんだい。 だめだ、あの星はあまりに遠すぎたんだ。僕達はたどり着けると信じていたのに。 そう、きっとたどり着けると信じていたんだ・・・」(ディオに殴られそうだ) ブラームス「大学祝典序曲」 「旺文社がお送りする受験生のための・・・」失礼しました。たしかにイングヴェイ・マルムスティーンの ように家庭教育で音楽の素養をすべて身につける人もおりますが、そんなのはごく一部の天才にのみ 許されること。大学での学習のみならず、様々な人々との出会いが、あなたのお子さんの将来にきっと 役に立つことでしょう。 ドヴォルザーク「スラヴ舞曲集」 都会の大学に送り出す前に自分の故郷のことをしっかり胸に刻みつけてやりましょう。そうすれば ドヴォルザークのように、よその国へ渡っても故国の音楽を基礎にした作品を書けるはずです。 故郷をアイデンティティの一部にしていない者はライター失格ですよ。 ガーシュイン「パリのアメリカ人」 そうして都会へやってきたあなたのお子様。なかなか都会の水に慣れません。いやいや、しかし その慣れない都会の刺激が作品へのスパイスとなるのです。ガーシュインのこの作品をお聴きください。 言葉の通じぬ異邦人がパリで見たもの・感じたものをそのまま音楽にしているではありませんか。 あなたのお子さんに、才能と理性さえあれば都会は怖くなどないのです。 そう、才能と理性さえあれば・・・。 ビゼー「ファランドール(”アルルの女”より)」 そしてあなたのお子さんは、都会の女に遊ばれて自殺してしまいました(自爆)。 |
MFCオーナーの感想 |
ニセリッチーさん、投稿3連打、本当にありがとうございます(笑) 今回も引き続きネタはクラシックということですが、曲を知らなくてもコメントと合わせて読めば、結構笑えるのではないでしょうか。落ちはちょっとキツいかな(笑) 前回、たまにはクラシックもいいですよ、とコメントさせて頂きましたが、よくよく考えると素人はクラシックのCDをどう買っていいか分かりませんよね。レコード屋へ行ってみると、かなり細かく棚が作ってある所が多く、ロックの比ではありません。とりあえずAから順に見ていけば、なんて訳にはいきませんね。ベートーベンの『田園』が欲しい場合、“交響曲”から探すのか“ベートーベン”から探すのか、はたまた指揮者で見ていくのか。クラシック上級者への道は厳しいとつくづく感じました。ここでめげてしまう人も多いかと思います。クラシック愛好者が少数である理由がなんとなく分かった気が... 関係ないコメントで失礼しました(自爆) 3度目のくすぐりに大いに期待してますよ。 |