みんなの名盤

投稿No.018 mindさんの

エルトンの80年代が低迷期だなんて誰が言った?!
この3枚を聴いてほしい。

(好きな順には並んでいません)

1.『TOO LOW FOR ZERO』
「I'M STILL STANDING」や「ブルースはお好き?」などの名曲を生み出した80年代では一番の名作と
言っても過言ではないかもしれない。「COLD AS CHRISTMAS」の切なさは、涙なくして聴けない。

2.『BREAKING HEARTS』
結構このアルバムには好きな曲が多い。「毒牙の女に惚れるなジョージー」、この邦題には笑ってしまった。
「彼女の心は冷蔵庫」、どうなの、これ…。「PASSENGERS」や「SAD SONGS」などは深味はないが、
とても親しみやすい。

3.『SLEEPING WITH THE PAST』
ここらへんからが私のリアルタイムでした。このアルバムのジャケ写を見てまず驚いた。実はこの時、
私はエルトンが帽子の下に更に何かをかぶっていることを知った。全体的に明るくはないが、
まとまりがあるし、佳曲も多い。そういえば最近、新しい髪型を新調したそうだ(笑)。



MFCオーナーの感想
mindさん、投稿ありがとうございます。
エルトンに投稿して下さった方は初めてです。それも、意外と見過ごされがちな80年代のアルバムからの
セレクションというのがいいですね(笑) 僕も声を大にして言いたい
80年代のエルトンは低迷期なんかじゃねぇ〜ぞ〜” 
1980年から1989年までのエルトンは年一作のペースを守って、ライブ盤を含めて10枚のアルバムを
作り、毎年TOP40に入るヒットを出し続けてきました。TOP10ヒットは6曲と、やや寂しい結果でしたが(笑)
TOP10目前で涙を飲んだ曲にも「Empty Garden」「I'm Still Standing」といった名曲があるのです
から、やはり転んでもただでも起きないとは正にエルトンの事(なんのこっちゃ)。
そんな(どんなだ)エルトンの80年代の作品から、mindさんがセレクトして下さった3枚に、僭越ながら僕も
コメントさせて頂きたいと思います(笑)
Too Low For Zero・・・久々にデイビー、ディー、ナイジェルがエルトン・バンドに復帰した事で印象深い
アルバムですね。オープニングを飾る「Cold As Christmas」は僕も大好きな曲です。ただ、全体的に
沈んだトーンなのが少々気に入りません。タイトル曲も今いち、という感じかな。
Breaking Hearts・・・このアルバムのエルトンは渋いロッカーという感じ。ピアノマンというイメージは
ほとんど感じられず、彼の違う一面を見た気がしました。ヒットした「Sad Songs(Say So Much)」より
2ndシングルとなった「Who Wears These Shoes」や「Did He Shoot Her」の方が好きだったり
します。このアルバムのエンジニアだった女性と、エルトンは後に偽装結婚をするのでした(本人がそう
言ってたから間違いないと思う)。
Sleeping With The Past・・・このアルバムは大好きです。エルトンの裏名盤bPですな(笑)第一弾
シングルの「Healing Hands」がとことん感動的な名曲ですが、他の曲も捨て曲全くなし。やや地味目
だけど心に滲み入る歌とメロディ、そしてそれらを最大限に引き出すサウンド・プロダクション、何度聴いても
飽きのこない、奇跡のような名盤と言っていいと思います。
うんうん、やっぱりエルトンはいいですよねぇ〜(笑)mindさん、今度エルトン茶会しません?
(誰にでも言ってるぞ、こいつ)


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