これは非常に難しいのですが、取り敢えず10枚を選ぶとすれば ‘PHYSICAL GRAFFITI’:LED ZEPPELIN 『これはZEPの中でも一番良く聴いた。理由は2枚組にも係らず嫌いな曲が一曲も 無かったことかな?彼らのアルバムの中でもハード・ロックの醍醐味が最も味わえる アルバムだと思う。』 ‘GIMME SHELTER’:THE ROLLING STONES 『と言うよりも HONKY TONK WOMENとJUMPIN’JACK FLASHがメインでした。 この2曲の所はホントレコードが擦りきれましたね。』 ‘A NOD IS A GOOD AS A WINK...’:FACES 『特に‘STAY WITH ME’でのロン・ウッドのギターは何回聴いても惚れ惚れしちゃう ほどカッコ良いですね。』 ‘MACHINE HEAD’:DEEP PURPLE 『やっぱり当時のハード・ロックと言ったらこれ。ご多分にもれず、HIGHWAY STAR の洗礼を受けました(笑)。』 ‘JAILBREAK’:THIN LIZZY 『ツイン・リード・ギターの醍醐味とアイルランドの哀愁が漂うメロディーが何回も レコード針を下ろさせた。』 ‘FOOL FOR THE CITY’:FOGHAT 『なんと言ってもタイトル曲のハードなギターのリフのカッコ良さが気持ち良くって これは何回も演奏しましたね。』 ‘SOAP OPERA’:THE KINKS 『それまで自分が聴いてきた直線的なロックと明らかに違う種類のものだったので、 最初に聞いたときはかなり衝撃を受けた。でもハマッタらそこはキンキー・ワールド でした。』 ‘SIDE 3’:RASPBERRIES 『これもかなりレコードが擦りきれる程、聴いたはず。ハードな中にも甘酸っぱい メロディーがあって好きでしたね。変形ジャケットが何か特殊なレコードって感じで 嬉しかった。』 ‘DRESSED TO KILL’:KISS 『この頃は音も聴かずにジャケ見てピンと来たものを買っていた。これが一番の ヒットかな?ともかくストレートなギター・リフが何回聴いても飽きずに新鮮だった。』 ‘SAVAGE EYE’:PRETTY THINGS 『回りで誰も買わずにいるようなアーティストを買っては独り悦に入ってた頃に良く 聴いたアルバム。でも中身も中々良いですよ。』 ‘SUNBURST FINISH’:BE BOP DELUXE 『これも上記と同じ理由なのですが、特にビル・ネルソンのギターにはかなりゾッコン で、どうしてこんなに上手いギタリストが日本では全然無名なのか不思議だった。』 ‘STATUS QUO LIVE’:STATUS QUO 『ライヴ盤嫌いな私にライヴ盤の醍醐味を教えてくれたアルバム。もちろん私の中 ではBEST OF LIVE ALBUMですね。』 ‘RAM’:PAUL McCARTNEY 『ビートルズとはまた違った意味で結構好きなアルバムですね。素朴さに隠れている 偉大な才能が表れてるアルバムとでも言いますか・・』 ‘QUEEN’:QUEEN 『私には分かっていました。QUEENが偉大なバンドになるであろう事が。何故か ZEPPELIN Wが思い出されるアルバムです。1枚目はZEPふう、2枚目はYESふう、 3枚目はBEATLESふう、なんて当時の音楽誌で批評されていましたっけ。』 あれ、もう10枚いっちゃった?ビートルズは1枚に絞れないので今度また! |
MFCオーナーの感想 |
ROCK−AVENUEさん、投稿ありがとうございます。今となってはコアなセレクト、いいですね(笑) ここに挙げて頂いたアルバムもしくはアーティストの大部分は、僕にとっても思い入れ深い物です。ツェッペリン、クイーン、キッスなど今でも人気も評価も高いアーティストもいますが、ビ・バップ・デラックス、フォガットなどほとんど忘れられてしまったバンドもあります。でも、これら全部を引っくるめて70年代のロックといえる訳で、ごく一部を聴いただけで、70年代ロックを分かった気になってはいけません(笑) なんて偉そうに言ってますけど、僕も実はキンクス、ビ・バップ・デラックス、ステイタス・クォー、ブリティ・シングスあたりはちゃんと聴いた事がありません。周りにこれらのバンドを聴いてる人間がいなかった事もありますし、当時よく聴いてたFM番組ではあまりかからなかった、という事もあります。でも、一番大きな理由は‘そこまで手が回らなかった’という事だと思います(笑)。当時でさえ、色々なバンドがあって、全てを網羅する事は難しかったのです。碌にCD化されてない物もある現在、さらに難しくなってます。でも、特に若い人に言いたい、本当に70年代のロックに興味あるなら、是非ここに紹介されているアルバムも聴いて欲しいです。 ROCK−AVENUEさんのサイトは、こういった忘れられかけている70年代のアーティストたちをたくさん紹介しています。興味を持った方は是非訪問して下さい。70年代ロックの奥深さに触れる事が出来ます。 |